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郷土の菓子 京都・麦代餅

京都に、麦代餅なる餅菓子がある
この読みが難しい ”むぎてもち” と読む
中々、代を ”て” とは読めない
すんんり読める人は余程の京都通か
和菓子に造詣の深い人だろう
つきたての餅に粒あんを包んで
きな粉をふりかけたシンプルそのものの
餅菓子だ

むも11.jpg

店で頼むと、小皿に乗って黒文字がついて
くるが、とても黒文字で切れるような
ヤワなものではない、ワイルドに手で直接
口にもっていってガブリだ、
これはこの餅の生い立ちに理由がある
野良仕事の間の間食に使われたのだ
黒文字で優雅にといったものではない
ゆえに少し大きい、これが2個セットで
1人前で、何と畑、田んぼ迄配達したと
いう、しかもお代はツケで
農閑期になった頃、収穫した麦の現物で
払ったという、物々交換みたいなものだ
ゆえに ”麦と代える” といった名前が
ついているのだ
しっかりした生地に、それ程強くない
甘みは、疲れた身体にはいい回復餅に
なった頃だろう!!


今日の郷土料理紹介




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