SSブログ

郷土のめし 古くからの名物   横浜のサンマーメン

横浜の食堂に入ると壁のメニューに”サンマーメン”とある。知らない者にはさっぱりイメージが出てこない。かっこして(あんかけもやしそば)としている店もある、これだと大体わかる、しかしモヤシと麺だけではずいぶん殺風景なものだなと想像して、ものは試し、注文してみると他の具材も乗っているがもやしの比率は高そうだ。端的に言えば中華丼の飯を麺に替えたものという感じだ。

   サンマーメン.jpg

 一般のチャンポン等と比べるとアンがかかっているので腹持ちはいいし、身体の中からほっこりする感じだ。しかしサンマーメンという名の由来は気になるので調べてみると、よくある話でまかない食がルーツらしい。新米の調理人が細切りの練習をした白菜などの細切り野菜と麺を使ったものらしい、戦後の物資不足の折、腹持ちをよくするため広東麺のアンを応用し、もやしは中華街ではよく使うので安価に入手できる食材という事で加わったらしい。
  ・サンマーメンは漢字で”生馬麺”と書く、中国広東語の読み方で
   生ー”サン”ー新鮮、シャキシャキという意味
   馬ー”マー”ー上に乗せるという意味
生馬麺とは、炒めたシャキシャキの野菜を麺に乗せたものという意味らしい。
神奈川県でのローカル名物だが、メニューに”生馬麺”とか”サンマーメン”とかあってもわからない。
高級店(高級店のメニューにあるかどうかわからないが)では写真を乗せるのも格が下がるようで出来ないだろうし地元以外の人間にアピールするのが難しいメニューだ。だけど美味い。

スポンサードリンク


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました