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郷土のめし 鹿児島・春羹

鹿児島に中国から伝わった普茶料理の
”筍羹(しゅんかん)”がある、旬の根菜を
煮しめたものだ、昔 貴重品だった筍を
もてなし料理、祝い料理として煮しめた
料理で根菜と一緒に煮た”猪の肉、豚の肉”
も昔は大変なご馳走だった、中国から
伝来し京の都で精進料理として作られた
ものが筍の産地である鹿児島に伝わり
春の祝い料理として作られるようになった
ものだ、この料理”しゅんかん”は色々な
漢字が当てられているが、それぞれ
料理の内容が本来は違うのだが、今は
鹿児島の筍を主体とした煮しめた料理を
意味しているようだ
①春羹ーこれが一番鹿児島の料理を表して
    いると言える、春の食材・筍を
    主として”羹(あつもの)”として
    煮たもの
②筍羹ー茹でた筍を半分に切り軸部分を
    くり抜き、くり抜いた部分と 
    キノコなどを細かく切って魚の
    すり身を混ぜて筍のくぼみに
    おいて蒸したものが本来のもの
③春寒ー主に魚を梅、梅干しと一緒に
    煮るもので梅の採れる時に
    季節の魚と共に煮るもの

しゅんかん3.jpg

と区別されていた料理なのだが、今は
温かい汁物という共通のコンセプトで
色々な具材の煮しめを”しゅんかん”と
呼んでいるようだ、あまり漢字の意味は
気にしなくていいという事か、しかし
日本人としては漢字の意味にこだわり
たい気もする、この筍羹は筍羹皿と
呼ばれる煮物料理を盛り付ける大皿が
ある程で名門料理だ

鰹節 かつお節 だし 出汁 厚削り 荒節 1kg×1袋 業務用 鹿児島産





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